人生が楽しい
こんにちは
僕の留学生活も残り1か月を切り、帰国してからの予定も少しずつ増えてきました。
さて、残りの日々を充実したものにさせるためにも今回の留学を少し振り返ってみましょう。
遡ること二年前。戻りすぎ?(笑)
僕は大学3年生の春。部活を思いっきり頑張っていました。
留学に行けたらいいなと考えていたのですが、4年生の時に留学して就職とか大学院どうするんという漠然とした不安を言い訳にただ部活に打ち込む日々。
正直、部活がガチだったし、役員していたので忙しすぎて自分の留学について考える余裕がなかった…という言い訳です。
その中で秋ごろにはもう留学に行くことが決まって、スウェーデン語の勉強もうしていたしやるだけやろうという気持ちでした。
まぁ当時は大学院に進学する予定だったから、なんとかなるってね(笑)
英語学を専門にしているし、留学先でも授業は何とかなるかなって。
とにかく、井の中の蛙でした。それはもう間違いない。認めます。
だけどそれは実際に留学してみて、最初の夜でわかりました、今までの英語が役に立たないwww
挫折が早すぎる(笑)、文化が違い過ぎる(笑)、話の内容が違い過ぎる(笑)
トランプの遊び方がゲームじゃなくて、カードを基に話をする系ってどういうこと(笑)
とにかく初日に英語学を学んでいるというプライドをズタボロにされ(ポケモンで例えるならぼろい釣り竿で釣れるコイキングに対してサトシのピカチュウが十万ボルトを撃っているみたいな感じ笑)、次の日からスウェーデン語を集中的に学ぶ一か月間が始まりました。
スウェーデン語は実際友達作りが大変でしたが、言語自体は1年間勉強してから留学したので楽に感じました。
それでもドイツ人たちには勝てませんでしたが。
色々な人と交流する中で、人種差別や日本の変な風習や文化に気付くことが沢山ありました。
日本は同調圧力が強すぎる。
だけどこれは責めていません。日本人が悪いとは言っていません。
そういう教育方針なんです。
それは受け入れます。
自分の中で受け入れて、そこから先どう生きるかは自分次第。受け入れたからと言って自分もそれに従わなければいけないというわけではありませんからね。
一番日本らしい文化だなと思うのは『レール』です。
人生に敷かれたレール。同調圧力のたまものだとも思いますけれど。
僕らはレールの上を走る電車じゃない。
自分の人生の運転手は自分。他人じゃない。社会じゃない。企業じゃない。
そもそも、電車みたいにまっすぐ走らなくてもいい。
電車みたいに速く走らなくてもいい。
歩きでもいいじゃん、ゆっくりでいいじゃん。ちょっとまがってもいいじゃん。
僕たちは何のために生きているのでしょう。
何のためにも生きていませんよ。生きているから生きている。
そこに理由が要りますか?
生きているから、自分がしたいように生きようって思います。
僕がしたいことって何だろう。
何をしているときが幸せかなって考えたら、それは言語を考えているときです。
実際に色々なことばを使って人とコミュニケーションする時。最高に幸せですね。
自分が発信したことに対して、反応があると最高ですね。
それは別にメディアとか出版とかそういう業界を目指しているわけではなくて、
例えば商社とかで商談相手との合意をもらうとかそういうものも含まれます。
僕はこれまで、生きているから生きてきました。
だけど、これからは生きたいから生きるんじゃないかなと思います。
生きたくないと感じる時がもしかしたらあるかもしれません。人生山あり谷あり。
だけど生きたくないならば生きないというわけでもないんじゃないかなと思って。
ゆっくり、自分がしたいことをして生きていきたい。
そこに自分の大切な友達とか家族がいて
そこそこに給料を貰って、将来の子供たちが大学院まで進学できる程度には頑張りたい。
本当は増税して国立大学の学費をほぼ無料にしてほしい。
日本の教育がこれほど悲しいものになってしまったのは
経済格差によって教育が左右されてからだと思います。
いい大学に入るためにお金をかけて塾に行ったり通信教材を使ったり。まぁ使っていない人もいますけど。お金をかけられたら、そりゃ頑張るしかない子供としてもね。
それで、大学入ってからどうしますか。これが一番大事なのに、忘れられがち。
僕も、もし第一志望の大学に入っていたら忘れていたかもしれない。
何のために大学に入ったのか、見失っていたかもしれないなって今は思います。
そんなんじゃ、これまでもこれからもヨーロッパには足元にも及ばない。
ずっと勝てない。
まぁ、勝負じゃないけどさ、けど国としては他の国に劣ることは困るでしょう。
いつまでも日本の自然の美しさとか文化の独自性だけで、インバウンドが続くと思わない方がいい。
自分の力で何かを掴むことを意識しなきゃ、いつか終わる。
僕も自分の頭で考えて、自分のために生きていきたい。
こうやって思えるのは留学に来たから。
北欧には余裕がある、人にも社会にも。
その素晴らしさを日本に持って帰りたい。
なんとかなるんだよ、別に失敗してもいいじゃん、やり直せる
って、心から思うんです。